WEBライター向けの文章術とかブログの書き方とかを見ていると「誤字脱字がないか見直そう!」ってことが書かれています。昔の私は「誤字はゼロにしないといけないんだ!」と思い込んで、書き上がってからのチェックに大きな時間を費やしていたものでした。
でも、WEBライターの経験を積んで思うのは、ぶっちゃけ誤字脱字なんて気にしなくてもいいんじゃない?ってこと。もっと大事なことにリソースを使おうねって話を書いておきます。
誤字脱字は、気にしなくていい
こんなことを書くと同業の方々から怒られてしまいそうですが、文章を書くときに誤字脱字を徹底的になくそうって考えるのは時間のムダです。人が書いている以上ミスが出てくるのは当たり前だし、間違いを完全にゼロにすることなんて不可能。
もちろん誤字脱字はなるべく少ないほうがいいのは事実です。でも、目視でミスのチェックをしていたって時間の浪費にしかなりませんし、ましてや単価1円や2円の仕事なら、報酬が割に合わなくなってしまいます。
私は何も文章のミスを放っておけって言ってるわけではないし、個人的にも誤字脱字が存在するまま納品しないように最大限の注意を払っています。でも、別に誤字脱字があるからといって読み手がすぐ離脱することなんてないんですよね。
誤字があったら、そこで読むのやめますか?って話
たとえばSNSの投稿とかブログの記事を読んでみても、誤字脱字がある文章なんて山ほどあります。同音異義語の誤変換なんてしょっちゅう見かけますよね。でも、誤字脱字を発見できるくらい文章をじっくり読んでいる人なんて少数派。
誤字脱字をひたすらチェックすることも大事だけど、それよりもブログ記事の本数やボリュームを増やしたり、納期を前倒しにして納品したりするほうがよっぽど重要度が高いと思うんですね。
最低限、JustRightでチェックしよう
ここで私が言っているのは、誤字脱字のチェックよりも優先順位が高いことは山ほどあるんだから、やる順番をミスらないようにしようねって話です。たった1文字の誤字脱字のために時間を使うなら、その時間を使って文章を生産したほうがマシ。
その上でミスのない高品質な文章を目指したいなら、紙にプリントするなり音読してみるなりして、間違いを探す努力をしてみるといいと思います。
ちなみに私は、目視でミスをチェックするというよりは、校正ツールを使って間違いを減らす仕組みを作っています。具体的には、「Just Right!6 Pro」ってソフトを導入して使っています。
決して安いツールではないんですけども、ひとまずJust Right!6 Proに文章を通さない限りは成果物としては納品しないよう徹底しております。Wordにも簡単な校正ツールが備わっていますし、無料で使える校正ツールも存在するので、まずはお金がかからない方法でミスを減らす仕組みを作ってはいかがでしょうかー。