借金地獄に苦しみ、ブラック企業で体調を壊し、仲間に裏切られた体験が足りないのではないか？
最近はそんなふうに思うことがあります。WEBライターを始めてからも、お金に困ることなくそこそこ生活できてしまったもんですから、「稼がないと死ぬ！」みたいな危機感を抱えたことがないんですよね。
でも、世の中の成り上がっている人たちをみると、みんなどん底から這い上がる経験をしているな、と。だったら私も自分を追い込むために、「固定費を上げる」という方法を使って、強制的にやる気を出そうと思った話です。
WEBライター「やる気が起きない」問題
「収入を増やしたいのに、書くやる気が起きない」
そんな悩みは、WEBライターを始めると誰でも直面するんじゃないかと思います。私も数年前には、時間はたっぷりあるはずなのに、ランサーズで新しい仕事をとってくるモチベーションが上がらない…なんて経験をしました。下手に月15万円とか稼げちゃってるもんですから、生活もそれほど苦しいわけじゃない。
でも、月15万円じゃ満足できないのも事実なので、収入を増やしたいという気持ちもある。しかしモチベーションがついてこないって状態です。今考えれば「さっさと仕事増やして働けよ！」と言いたくなるんですけども、当時は当時で精一杯だったのかもなーって思います。
そんな経験があるもんですから、「WEBライターを続けているけど、書くモチベーションが上がりません」って悩んでいる人の気持ちがよくわかります。きっと私と同じように、そこそこ生活できてしまっているせいで、自分を追い込むことができていないんじゃないでしょうか。
今すぐ100万円必要になったら、誰でも稼げる
うちには愛犬と愛猫がいますけど、もしこの子たちが大ケガを負ったり、大病を患ったりしてまとまったお金が必要になったりしたら、死ぬ気で働いてお金を作ろうとするでしょう。命がかかっているなら、ひたすら自分を追い込んで仕事を探し、収入を増やそうとするはず。
でも、そういう危機感が生まれるのって人生の中でそうチャンスはありません。今の日本じゃ「稼がなかったら明日食うものがなくなる」なんて状況にはなりませんし、それこそ突発的な事故とかじゃないと強力な危機感は生まれてこないでしょう。
じゃあ普通の人が危機感を高めて、自分を追い込んで収入を増やしていくためにはどうしたらいいのか？その答えは、もしかしたら固定費を増やすことにあるんじゃないかと考えています。
危機感を高めるために、固定費を増やしてみよう
固定費ってのは、家賃とか保険料とかサブスク代のように、使っても使わなくても支払いが発生する費用のことですね。電話一本で簡単に3万円とか5万円とかカットできるので、固定費の削減は節約の基本。私も以前までは、固定費をできるだけ減らして、少ない支出で可能な限り働く時間を減らすライフスタイルを追求していたものでした。
そこをあえて固定費をカットせず、むしろ増やしてしまう。仮に毎月20万円の固定費がかかるってなったら、何がなんでも20万円以上稼がなければという危機感が生まれます。これがモチベーションとなって、「書くやる気が起きない…」という悩みも解消されるんじゃないか、と。
NISAやiDeCoを満額に増やすのがおすすめ
ただ、タワーマンションに住んで家賃を増やしたり、クルマを買って維持費を払ったりするのは浪費になっちゃうので、固定費を増やすと言ってもできるだけ自己投資につながるようなものを選ぶべし。個人的には、ひとまずNISAやiDeCoの掛け金を満額にするのがおすすめです。
つみたてNISAなら月3万円、個人事業主としてiDeCoを利用すれば月6万8000円まで増やすことができます。これらは将来の備えになりますし、iDeCoに関しては節税効果もあり。小規模企業共済とか、経営セーフティ共済なんかを申し込んでみてもいいかもしれません。
そんなわけで、書くやる気が起きずに悩んでいるWEBライターは、ちょっと後戻りが効かないところはあるんですけども、固定費を増やすというアプローチでモチベーションアップを狙ってみてはいかがでしょうかー。
