出ましたね〜iOS15。個人的に興味があるのは、AirPods Proの「会話ブースト」(Conversation Boost)と、60秒制限が撤廃された音声入力の2つ。
まずは音声入力の方を試してみましたんで、ライティングに役立つのかどうか考えてみたいと思いますー。
60秒制限がなくなり、無制限になったiOS15
こちらの機能紹介ページにあるように、iOS15では音声入力の時間制限がなくなりました。
個人的にはMacでもiPhoneでも音声入力を多用していまして、原稿を書く時にはキーボードを叩くよりも手が疲れず、目の疲れも軽減、さらに入力スピードも段違いなんですよね。
これまでキーボードを叩いて1時間かけて作っていた原稿が、音声入力を使ったら30分でできた…なんてこともあったくらいですし。
ただ、長い文章を喋っていると、途中で音声入力が終了してしまって「ああっ」となるのがよくあるパターン。もう一回音声入力ボタンを押せばいい話ですが、地味に不便でしたねー。
それが今回のiOS15で、時間無制限に喋り続けられるってわけです。
喋り続けられるのは便利だが、恩恵は少なめ?
このアップデートで私がまずやってみたかったのが、「音声入力をしながら、句読点を打ったり変換ミスを直したりできるか?」ということでした。
口では文章を喋り続けながら、キーボードでは体裁を整えるっていう感じですね。これができれば、音声入力とキーボード入力のハイブリッドで、めちゃくちゃ執筆スピードも上がるんじゃないかと。
……結果、これは不可能でした。
iPhoneのキーボードを呼び出そうとすると音声入力は終了してしまうし、同じメモやGoogleドキュメントを開いてiPhoneで音声入力&Macでキーボード入力…という形にしても、やっぱり競合したり音声入力がストップしたりしてしまいます。
iPadOS15のiPadとMagic Keyboardを使っても、やっぱり一緒ですね。ハイブリッド入力ができるのはまだまだ先かなー。
着実にアップデートされてるので、もっと使いたい
とはいえ、iOSの音声入力は着実にアップデートされていて、「改行」と喋った時の挙動がスムーズになったり、いちいち音声入力を立ち上げ直す手間が減っているのは嬉しいところです。
特にiPadの場合は、Magic KeyboardのCommandキー2回押しで音声入力を呼び出すことができて、本当にMacライクに音声入力が使えるのがいいですねー!
そんなわけで今後も音声入力を使うときには、iPhoneやiPadの新しい音声入力も活用していきたいと思ったのでした。