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「昨日の自分に教えたいこと」をテーマに書き散らしてます

フリーランスなら月に1本仕事を断る意識を持ちたい

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もうすぐフリーランスとしてWEBライターを始めて7年目に入るのですが、最近は新規のお仕事の引き合いが多く、数えてみたら15社ものクライアントと掛け持ちしている状態でございます。

そこまで大量のクライアントを抱えていると、どうしても手が回らなくなってしまいますし、新規営業する時間も割けなくなってしまう。そこで意識しようと思ったのが、毎月時給が低いワースト1のお仕事をお断りする習慣をつけようねということでした。

数ヶ月に1本は新規営業をかけたい

実は昨年後半に、これまで請け負っていた大型案件がほぼ終了してしまうという出来事があったんですよ。ぶっちゃけその大型案件に生活費のほとんどを依存していたため、終了のお知らせを受けた時には頭が真っ白になりましたね。

そこから焦って新規営業をかけまくってWEBライターとしての知識ももう一度学び直しまして、なんとか危機を乗り越えてむしろお仕事の多さに忙殺されております。仕事のありなしが極端すぎる…。

そんな苦い経験を経て、今度からは毎月コンスタントに新規の営業をかけて、仕事が途切れないようにしないとなって思ったんですよね。しかし私のリソースも有限ですから、既存の案件をお断りしてリソースを捻出しないといけない。

時給が低いワースト1を毎月お断りする

じゃあどのお仕事を断ればいいかって言えば、まあ最優先で考えたいのはクライアントの質が悪いところでしょうね。やたら高圧的な態度を取ってくるとか、チャットワークでやりとりしている日本語が間違えまくっているとか。

収入の余裕が出てきたらそういうクライアントとはサヨナラするのは前提として、私が仕事をお断りする基準として使っているのは、時給換算で一番金額が安いところです。あくまでも「単価がワースト1」ではないのが大事!

たとえば、単価1円であっても自分の頭の中にある知識や言葉を使って、音声入力でスラスラ書けるような案件なら、時給で考えて5,000円を超えることも少なくなかったりします。一方で単価2円でも専門用語が多くてリサーチが苦労する案件だと、時給が2,000円を切ってしまうこともしばしば。

そうした2つの案件があったらどっちを優先したらいいかと言えば、個人的には前者だと思うんですよね。将来的なことを考えて、toB向けの案件なら時給が低くなっても継続すべきって考えもありますけども。

具体的にどう断ったらいいのか?

じゃあ具体的にどうやってお仕事を断ったらいいのかといえば、私が最強だと思っているのが「プライベートの事情で」のキラーフレーズです。プライベートの事情って言われたら、やっぱりツッコミにくいですからね。

一方で「時給単価が安いので」とか「工数がかかって割に合わないので」とかストレートに言っちゃうと、トラブルになる可能性が高いと予想しています。「体調が悪いので」「忙しくて時間が取れないので」っていう言い訳も、「じゃあいつなら再開できる?」って言われたらアウトだし。

もちろん、単価を上げてくれたら継続できるよっていう場合には、低姿勢を心がけつつ「実は工数が多く時給計算で最低時給を下回ってしまう状況でして…」とか伝えて、単価交渉に入ることもあります。

ただ、そうした後ろ向きな理由で単価交渉をお願いして、それが叶ったとしても、その後のクライアントとの関わり方がちょっと微妙になるのかなと。なので最近は単価交渉するより単価のいい案件に新規営業することを優先してますね。

そんなわけで、フリーランスなら月に1本は継続の仕事を断る意識を持ってみて、新規営業をサボらないように心がけましょうー。