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「昨日の自分に教えたいこと」をテーマに書き散らしてます

WEBライターのプロフィールで使ってはいけない5つのフレーズ

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「WEBライター始めたいけど、ランサーズ(クラウドワークス)のプロフィールどうしたらええんじゃ!」

そんな壁にぶつかる人って結構多いんじゃないかなーって思うので、私が外部講師を務める某WEBライタースクールで実際に使っている、「この5つのフレーズは使うな」っていうポイントを紹介したいと思います。

「はじめまして」

f:id:rough-maker-an9:20211212154538j:plain これが今回一番言いたいことなんですけど、WEBライターのプロフィールで次のようなテンプレ挨拶を使っている人がめちゃくちゃ多いんですよね。

「はじめまして。私のプロフィールをお読みいただきありがとうございます。」

どうです?

きっとあなたのプロフィールもこういう一文から始まってません??

もちろんこうした入り方が悪いっていうわけではないですし、マイナスポイントにはならないと思います。ただ逆に言えば、ありふれた冒頭のせいでプラスのポイントにもならないんですよ。

だから私が指導するWEBライター初心者の方には、絶対に次のようなフレーズは使っちゃダメですよと伝えています。

  • 「はじめまして!」
  • 「こんにちは!」
  • 「プロフィールをお読みいただきありがとうございます!」

本でもYouTubeでもブログ記事でもそうですけど、最初の一文は一番読まれやすい部分なんですよね。

自分のプロフィールを読んでくれたクライアントが一番読んでくれる確率が高い部分ですから、挨拶で始めるのは非常にもったいない。

その代わりに、自分の経歴や強みの中で一番「おおっ!?」と興味を引けるような文章を作るのがベスト。

年商3億円を誇る個人起業家さんのメディア担当者としても活動中、ライター歴6年目の野口です。
引用:https://www.lancers.jp/profile/torritomm

私だったら、こんな一文を冒頭に設定しています。

はじめまして、野口と申します。私のプロフィールをお読みいただきありがとうございます。

こう書いてあるよりも、断然気になるプロフィールだと思うんで、ぜひ自分のプロフィールも見直してもらえればと!

「初心者です」「未経験です」

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これもWEBライター初心者の方で書いていることが多いんですけど、絶対入れちゃダメです。

具体的には、こういうフレーズですね。

  • 「初心者ですががんばります!」
  • 「未経験なのでまずは実績を積みたいです」
  • 「現在ライティングの勉強中です!」

やっぱり最初のうちはWEBライターとしての実績もないし、「クライアントの期待に応えられなかったらどうしよう…」という不安もあるので、正直に初心者・未経験であることを伝えようとしがちなんですよね。

ただ、クライアント側からすると、初心者とか未経験の人にお金を払いたくないってのが本音なんですよ。

よく転職活動の履歴書でも、嘘にならない範囲で経歴を盛ったりすることありますよね??

あれと同じ感覚で、初心者だったとしても「プロのライターですけど何か?」っていう顔でプロフィールを書いてもらいたい。

だから、事務の経験が8〜9年あるっていう人なら「約10年にわたり事務職に従事し、丁寧な仕事が評価されてきました」くらいにちょびっと盛りたいです。

「納期は絶対守ります」

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これもよく見かけますね。

「当然のことを書いて、何が悪いの?」

と感じるかもしれないんですけど、当然のことだからこそプロフィールに書くべきじゃないっていうのが私の考えです。

もし納期を絶対守りますよっていうことを伝えるなら、次のような表現の方がベター。

  • 「納期の前日には納品します」
  • 「納期の3日前には必ず納品しています」

「納期は必ず守ります」と書かれても何も響きませんけど、「前日までには送ります」って言われたら、スピードを求めるクライアントから声がかかる可能性がアップしますからね!

「無料で何度でも修正対応します」

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これはあんまり使っている人は少ないかもなんですが、昔の私が似た表現使ってました。笑

  • 「必ず1時間以内に返信します!」
  • 「要望には100%お答えします!」
  • 「修正対応は無料で何度でも対応します!」

サービス精神旺盛でクライアントに尽くしたいと思うあまり、現実的じゃないことまで「できます!」と書いてしまうパターンですね。

もちろん書いてあることが絶対実現できるならいいんですけど、「もしかしたら対応できないかもしれない」と思うなら、削っておいた方が無難です。

というのも、クライアントが一番困るパターンって、仕事ができないことより、「できないことをできるって言われて、結局できない」っていうパターンなんですよ!

仕事を任せたつもりなのに納期直前に結局無理って言われて、タイトな納期の中で代わりになる人を探さなきゃいけない…って超厳しいですからね…!

「※守秘義務の都合上」

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これはランサーズに限った話ではあるんですが、ランサーズのプロフィール編集画面って丁寧に記載例が載っているんですよね。

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ここですごく便利で使いたくなるフレーズが、これ。

※守秘義務の都合上、記載できない実績もございます。 個別にはお話できるものもございますので、ご興味を持っていただけましたらお気軽にご連絡ください。
引用:https://www.lancers.jp/mypage/profile

すごく便利な文面だし、クライアントからのメッセージも増えそうな気がするんで、どうしても使いたくなりますよね。

ただこれ、クライアントの立場になってみたらどう感じると思います…?

このテンプレが大量に出回っているおかげで、何人ものライタープロフィールを見ている人からすると「ああ、またこのテンプレね」っていう印象になるはずなんですよ。

要は、クライアント側も見飽きている可能性が高い。

その他大勢のライターと同じ文面を使うのって、マイナスの印象になることはあっても、プラスの印象にはつながりません。

だったら最初から削るか、もう少し自分の言葉で書き直した方がいいと私は思います。

私が実際に使っているプロフィール文

「じゃあお前のプロフィールはどうなってるんだ」

と気になる方もいると思うので、実際に私が使っているプロフィール文も載せておきますね。

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(クリックして拡大できます)

すごい文字が小さくなっちゃって恐縮なんですけど、記事執筆時点でのプロフィールはこんな感じです。

ランサーズでも同じプロフィールをコピペして使ってまして、このプロフィールに更新した直後に非公開案件が何件か届いたので、きっと読んだクライアントさんに刺さるところがあるんじゃないかなーと予想しております。

そんなわけで、自分のプロフィールを見直して上記5つのフレーズが入ってないかチェックしてみてくださいねー。