クラウドワークスで発注アルバイトをしている私。
これまでに経験したダメなライターさんの共通点をまとめ、初心者ライターさんに向けてのアドバイスを書きました。
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1年ほどクラウドワークスで発注者をしているよ
ここ1年ほど、在宅アルバイトとしてクラウドワークスでの発注業務に携わっています。
知らない人はまったく知らない分野だと思うんですが、1円ライターみたいな仕事を発注する仕事ですね。
まずは「○○のテーマで■■文字書いてください!」とライターさんを募集。
納品してもらった文章を検品・校正してWordPressに入稿するまでが私の役目です。
この1年でおそらく数百件の記事を見てきたので、ダメなライターの共通点といえるものが見えてきました。
今回はそうしたNGポイントを共有し、初心者ライターさんの手助けとなればという目的で書きました。
クラウドライター(1円ライター)のNGポイント3つ
ダメなライターさんに共通する点は、大きく分けると文章力の問題・コピペの問題・理解力の問題の3つに集約されます。
ひとつずつ解説していきます。
1.読みやすい文章として成り立っていない
- 句読点が多すぎる/少なすぎる
- 主語と述語のねじれがある
- 一文が長すぎる
- 表記ゆれが多い
このあたりが、読みやすい文章といえなくなってしまう要因です。
たとえば句読点があまりに少なく、一呼吸置くことができないために、読んでいて非常に息苦しくなってしまう文章。
あるいは、一文があまりに長すぎて、しかも主語と述語のねじれを起こしてしまっている文章などがあげられます。
私の場合、上にあげたような要因が複数見受けられる場合、即非承認としてしまうことが多いです。
句読点の打ち方や主語と述語のねじれに関しては、『日本語の作文技術』で勉強するのがベスト。
最低限、新聞レベルの文章力で記事を納品したいところです。
2.コピペ・リライトの意味がわかっていない
以前すごくびっくりしたことがありました。
それは、あるライターさんに非承認の理由を尋ねられたとき、「他サイトからのコピペが発覚したため、NGとしました。」と返信したときのこと。
そのライターさんが納品した文章をチェックしてみると、他サイトと文章の一致がみられる部分が多くあったんですな。
そして返ってきた返事が「コピペはしてませんよ?同じ文章を手入力しました。」というもの。
「あぁ…一般の人のコピペに対する意識って、そんなもんなのか」とびっくりしてしまったんです。
つまり、ネットに慣れている私たちにとって「コピペ = 他サイトの文章と一致すること」というのが常識ですよね。
逆にライターなんて初めての一般の人たちにとって、「コピペ = マウスで左クリックしてコピー・貼り付けすること」という意識というわけです。
「コピペの操作をしなければ、手入力でまったく同じ文章を書いて送ってもOK」という認識です。
ネットに記事を載せるにあたって基本的な、このあたりの知識が抜け落ちている人には、さすがにお仕事を頼む気にはなれません。
3.指示を守ってくれない
たとえば、「それぞれの見出しは100〜300字で」とお願いしているにもかかわらず、30文字程度のたった一文だけで送ってくる人とか。
もしくは「です・ます調でお願いします」と書いてある募集で、だ・である調を使ってくるとか。
「体験談はNG」なのに、「私が犬を飼い始めたのは中学2年生のときでした。」という一文で始まっていたりとか。
こんな感じで、こちらの指示に従って文章を書いてくれないライターさんもNGです。
依頼文をよく読むことが難しい人であると判断し、即非承認としてしまうケースが多いです。
私がランサーズで仕事を受ける際には、「"〜なんです"という言い回しはNG」「"ご紹介します"はNGで、"解説します"を使う」なんて指示が出ていたものもありました。
こうした依頼者側からのルールは、依頼文をよく読み、しっかりと守れるようにしたいですね。
まとめ
- 作文技術を学び、読みやすい文章を心がけよう
- コピペとは何かを知り、他サイトのパクリにならないよう気をつけよう
- 依頼文をよく読み、間違った書き方で納品しないように意識しよう
以上、「クラウドワークス発注者が経験したライターのNGポイント3つ」という記事でした。
えらそうにこんな記事を書いている私ですが、決してプロのライターだったり、編集者だったりすることはありません。
むしろランサーズで仕事を引き受ける、1円ライターの仲間でもあります。
そんな私だからこそ、クラウドワークスやランサーズで仕事を受けている、在宅ライターの方の役に立つ情報が提供できると思い、こうやって文章にした次第です。
クラウドワークスやランサーズを使い、自宅で10万、15万と稼げるようになると、世界が変わります。
これからそうした生き方にチャレンジしてみようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください、