他人の人生ではなく自分の人生を生きるため、「その道を選ばせた責任は取ってよね」という武器を使うことをおすすめします。
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他人の人生に口を出したがる人
他人の人生にやたらと口を出したがる人って、周りによくいますよね。
親だったり兄弟だったり親しい友人だったり。
現在フリーランスとして働いているという立場上、私もそういう風に口出ししてくる人と多く遭遇してきました。
もちろん、私のためを考えてあえて嫌われるようなアドバイスをしてくれている人も、なかにはいるのでしょう。
しかし、頑なに「こうするべきだ!」「そんなことはやめろ!」なんていう人は、ただの自己満足のために口出ししてるんじゃないの?と思うわけです。
相手の心理を考える
他人の人生に口出ししてくる人たちは、「あなたのことを思って」という建前を使ってくる傾向にあります。
一方で本音では、相手の行動を支配したいという心理が働いていると感じます。
他人を支配し、思い通りに動かして「ほら、私がいった通りでしょ。感謝しなさい」といいたくてたまらずウズウズしている人たちです。
なぜこんなことをするかっていうと、そうすれば相手より優位に立つことができるから。
上から目線でアドバイスをすることにより、「この人より立場が上なんだ」「この人と比べればずっと社会的に成功しているんだ」という優越感が得たいのです。
我が道を生きようとして努力を続けている私たちは、そういう人たちの優越感のために将来を左右されてはいけません。
「責任」という言葉を武器に反論しよう
そこで私が提案するのは、「その道を選んだとして、失敗したときには責任取ってくれるの?」と反論する方法。
孫の将来にうるさく口を出してくる姑がいるなら、
「将来その道を選んだとして、もし失敗して不幸になり、おばあちゃんを恨むことになるでしょうけど、その責任は取れるんですよね?」
と返すわけです。
自分の将来に親が口出ししてくるなら、
「お母さんの望む大学を目指したとして、受験に失敗して浪人になってニートになっても、将来ずっと養ってくれるんだよね?」
と返しちゃいましょう。
そうすれば、姑も親もうるさい人たちも身を引くはず。
これで晴れて自由に我が道を突き進めるようになります。
自分の人生の責任を、自分で引き受けよう
もちろん、我が道を突き進んだとして、失敗することも数多くあるはずです。
でも、その失敗は100%自分の責任。
親が決めた進路で失敗したなら、親に責任をなすりつけることも可能です。
しかし、自分で選んだ道であれば、その責任は自分で引き受けるしかありません。
誰にも責任をなすりつけられないからこそ、自分で失敗を乗り越えていくしかない。
その過程で成長し、前へ進んでいけるのではないかと私は思います。
まとめ
『嫌われる勇気』のなかで哲人は、次のような言葉を残しています。
自らの生について、あなたにできるのは「自分の信じる最善の道を選ぶこと」、それだけです。一方で、その選択について他者がどのような評価を下すのか。これは他者の課題であって、あなたにはどうにもできない話です。
私の考えもこれと同じです。
誰にも自分の課題に介入させず、自分の信じる道を進む。
これが、『嫌われる勇気』がすすめている生き方です。
もしも自分の課題に介入しようとしてくる人間がいたら、
「アドバイスは受け入れます。代わりにその結果について責任を取ってくださいね」
という一言を武器を使いましょう。
そして、自分の人生を自分の足で歩んでいきましょう。
私たちは他人の人生ではなく、自分の人生を生きるべきなんですから。