MacBookProを購入して以来、ずっと無料のVirtualBoxでWindows10を動かしてきた私。
動作が不安定になってきたのと、Windowsを使う機会が増えたことを考えて、有料ソフトのParallelsを使ってWindowsを立ち上げてみました。
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MacでWindows10を動かす
仕事用に使っていたWindowsパソコンが故障し、2017年モデルの15インチMacBookProを購入。
その直後からVirtualBoxを使ってWindows10を仮想インストールして使っておりました。
Macを使っているのにわざわざWindowsを導入するのは、Windows版のExcelを使いたかったのと、Windowsでしか動かないソフト(コピペリン)があったからでした。
BootCampは不便なので、同時に立ち上げられるソフトを
MacにWindowsを仮想インストールする方法には、BootCampを使ってMac・Windowsを切り替えてどちらか単独で使う方法と、VirtualBoxなどのソフトを使ってMac・Windowsを同時に使う方法があります。
私にとって、いちいちMacとWindowsを切り替えるのは手間がかかりすぎると感じたため、後者の方法で使用。
Windowsを仮想インストールするためのソフトとして、有名どころではVirtualBox・Parallels Desktop・VMware Fusionの3製品があげられます。
VirtualBoxのみ無料で利用でき、あとの2つはいずれも1万円弱の費用がかかる有料ソフトです。
はじめはVirtualBoxに感動していたが…
最初の頃は、VirtualBoxのあまりの有能さに感動してしました。
無料のソフトなのにここまで安定してWindowsを動かせるなんて…と、思わず開発者さんに寄付をしたくなったほど。
しかし、VirtualBoxを利用してWindowsを動かしはじめてしばらくすると、細かな部分で不満を感じるようになってしまいます。
たとえばVirtualBoxでは、Macのキーボードにある「かなキー」「英数キー」は、どちらも「半角/全角キー」とWindows側で認識されてしまいます。
なのでMacで日本語入力を切り替える感覚で「かなキー」を押しても、Windows側ではIMEがオフになっていたりするわけです。
あとは、ParallelsやVMwareを使用すると、VirtualBoxとは比べ物にならないほど便利な機能を使える(Touchbar対応とか)という情報を耳にし、隣の芝が青くに見えてしまったことも理由です。
Parallelsの2週間体験版を使ってみた!
ということで、Parallels公式サイトから14日間無料で使えるトライアル版をインストールしてみました。
VirtualBoxからParallelsへカンタンに引っ越せるツールのおかげもあって、移行はスムーズに進みました。
途中Windowsのライセンス認証がうまくいかず、つまづいたこともありましたが、なんとか無事にインストール完了。
DockからWindows版Excelをワンクリックで起動できるようにもなりましたし、
Touchbarに対応しているのも感動。
Macの画面にWindowsのエクスプローラーを表示したときには、「なんだこれ!」と声に出てしまいました。
ぶっちゃけ今のところはまだ、VirtualBoxとParallelsのパフォーマンスに体感できるような違いはみられていません。
ですが、Touchbarに対応してくれたり、ワンクリックでExcelを立ち上げてくれたりといった機能は、確実に仕事の生産性を高めてくれそうです。
まとめ
- 業務のために必要なWindows版ソフトを、Macで動かすには仮想インストールが便利
- BootCamp型と、VirtualBox型の2種類があり、便利なのはVirtualBox型
- Parallelsに乗り換えて「さすが有料ソフトだな!」と感動したぞ
以上、「VirtualBoxからParallelsに乗り換え!MacでWindows10を動かしてみた」という記事でした。
個人的にはこういう話題が大好きでして、仮想インストールとかライセンス認証とかで試行錯誤するのが楽しく、まるまる1週間はパソコンいじりに費やせそうなほどであります。
とりあえず今回わかったのは、無料のVirtualBoxと比べると、有料版のVMwareやParallelsといったソフトの機能の豊富さは脱帽ものということ。
なんとなく無料のVirtualBoxを使って消耗しているなら、さっさと有料版のソフトに乗り換えた方がいいかも。