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「昨日の自分に教えたいこと」をテーマに書き散らしてます

人付き合いが苦手ならムリに人と関わらなくてもいい。その代わり長所を伸ばそう!

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コミュニケーションが苦手な私が常々思っていることとして、「ムリにコミュニケーション力不足を克服しなくてもいいよね」ってことです。その代わり、自分の長所を伸ばしたほうがずっと楽しいし、有益じゃないか、と。

今回は短所を克服するより、長所を伸ばそうって話を書いていきます。

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1.どうしても短所に目がいきがちな私たち

人間だったらどうしても、自分の長所よりも短所のほうに目がいってしまうものです。ほかにすぐれている面がいくつもあるにもかかわらず、「コミュニケーションが苦手」「文章を書くのが苦手」「スポーツが苦手」といった短所に注目して、「なんて自分はダメなんだ…」と思ってしまうのは私だけではないでしょう。

しかし欠点に目を向けてばかりいれば、次第にネガティブな気分になってしまうものです。「自分はダメだ…」なんて思いながら明るい気分でいることはできません。

ネガティブな感情ってのは、ときには内省的になって自分を高めてくれるものです。ある研究によれば、ネガティブな気分のほうが冷静に物事を考えやすく、逆にポジティブな気分なときは短絡的に判断を下しがちって傾向があるそう。

とはいえネガティブになる機会は、少なければ少ないほどいいはず。

2.100点満点の試験なら、弱点克服は必要

100点満点の試験であれば、弱点に目を向けることは大事でしょう。5教科すべてで合格ラインを突破しなければいけないなら、1つでも苦手な教科があっては不利になります。

いくら数学が得意だからって、数学ですでに100点とれているなら、それ以上数学の勉強をするのは非合理的。それより40点の国語や60点の歴史に時間を使って勉強しなければいけません。

この場合は弱点を克服することに力を入れるべきです。

3.長所と短所なら、長所に注目したほうがいいよね

でも、人の長所・短所に関していえば、必要以上に短所に目を向けなくてもいいんじゃないかと思うんです。

たとえば私なら、人とのコミュニケーションが得意ではないので仕事の打ち合わせや店員さんとのやりとりに苦労することがよくあります。「なにを話せばいいんだろう」「この沈黙、どうしよう」なんて考えてしまって、目の前の作業に集中できないことも少なくありません。

ところが私自身は、それほどコミュニケーション不足を克服しようって気持ちはなかったりします。それよりも、得意な文章力とか表現力を磨いたほうが、ずっと有益だと思うから。

たしかにコミュニケーション力ってのは、人間が生きていく上で不可欠なスキルです。伸ばせるんであれば、どんどん伸ばすに超したことはないでしょう。その伸ばす努力が楽しめるのであれば、ですが。

私は人と会ってコミュニケーションを取る訓練をするよりも、文章を書いたり語彙を増やしたりしていたほうがずっと楽しいし、伸びしろがあると思っています。同じように人生のどんなスキルでも、苦手を克服するより得意を伸ばしていくほうが有益だと思うのであります。

まとめ

というわけで、コミュニケーション力に自信がないなら、ムリに人と関わらなくてもいいけど、代わりに長所を伸ばそう!って話でした。要は、短所を克服するのと長所を伸ばすのと、得意なほうをやればいいじゃんってことであります。

苦手を克服するために四苦八苦している方は、「得意なスキルを磨いたほうがいいんでは?」と一瞬立ち止まって考えてみると、少しだけ人生が楽になるかもしれません。