序論→本論→結論と書いてしまいがちなブログ記事。
しかし、読者が求めている情報をスピーディに提供するためには、結論→本論→序論の「逆ピラミッド構造」のほうがいいよね、ってのが今回のテーマです。
SPONSOR LINK
1.「逆ピラミッド構造」で良質な記事を書く
「逆ピラミッド構造」ってのは、つまり新聞記事の書き方のことですね。新聞を読んでみると、まず一番最初に重要なことが書かれていて、第二段落以降で状況説明やら詳細な解説やらが入ってくるものです。
イメージとしては、結論→本論→序論であります。新聞記事は最初のほうが重要で、後ろに行くほど重要度が下がっていく仕組みになっています。
新聞記者は、記事の冒頭に最重要情報をもってくるよう教え込まれる。「リード」と呼ばれる冒頭文には、その記事の最も重要な要素が盛り込まれており、優れたリードは豊富な情報を伝えることができる。
リードの後は、重要な情報から順に提示される。ジャーナリストはこれを「逆ピラミッド」構造と呼ぶ。最も重要な情報(ピラミッドの底辺)をてっぺんにもってくるのだ。
『アイデアのちから』という本で紹介されている通り、この逆ピラミッド構造なら、冒頭の文章を読むだけで重要な情報が伝わるようになっているわけです。
新聞を読み慣れている人は、わずか数分で新聞に書かれている情報を読み通すことができるものです。これは一つひとつの記事が逆ピラミッド構造になっていて、冒頭だけ読めば概要をつかめるからこそ可能なことなんですね。
この書き方をブログを書くシーンでも活用すると、長い前振りでうんざりさせることなく、読者に大事な情報をすぐに伝えられる記事が完成すると思うんです。
2.時間制限がある場合・文字数を削る場合にも役立つ
この逆ピラミッド構造をとると、読者に重要な情報をスピーディに伝えられるだけでなく、 書き手にとってもメリットが生まれます。大きく分けて2つ。
逆ピラミッドは、時間内に新聞を発行するうえでも役立つ。
締め切り間際にニュースが飛び込んできて、他の記事のスペースを割かなければならない場合、逆ピラミッドでなかったら、すべての記事を丹念に読み、あちこちの言葉や文章を削って編集せざるを得ない。
だが、逆ピラミッド構造なら、最後の数段落が構造上最も重要性が低いので、そこを削ればいい。
重要な情報から順に書いていくので、時間制限があって一から十まで書き上げられなかったとしても、伝えたいメッセージはちゃんと組み込まれていることになります。
結論を最後に持ってくる「順ピラミッド構造」だと、最後まで書き上げられないと重要なメッセージが伝わらないので注意が必要ですね。
また、ブログ記事ではあまりないことですが、文字数の制限があって、書き上げた後に全体のボリュームを削らないといけなくなった場合にもメリットが生まれます。
逆ピラミッド構造なら、下のほうにいくほど重要度が低いため、最後のほうから順に削っていけばいいからですね。私もライターのはしくれですので、この書き方はぜひ身につけたいと思ったのでした。
3.私もついピラミッド構造になってしまう
なぜ今回こんなことを書こうかと思ったのか。それは、世の中のブログ記事や本などで、なかなか結論やソリューションが出てこなくてモヤモヤした経験があるからです。
たとえば、時間管理術を紹介している本があったとしましょう。そのような本では、まず最初に「時間とはなにか?」「なぜ時間管理が必要なのか?」「本書のメソッドを使うことであなたが得られるメリット」みたいな、どうでもいい情報が羅列されていることがあります。
「そんなことはいいから、さっさと時間管理術のキモを教えてくれよ!」と思うのは私だけではないはず。
同じように、なにか商品やサービスを紹介しているブログ記事でも、「私がこの商品と出会ったきっかけ」「なぜこのサービスを使い始めたのか」みたいな、重要度の低い情報が最初に書かれていることが少なくありません(私のブログ記事もそうでした)。
そうじゃなくて、一番最初に「この商品はここがいい!」という重要な情報を書いて、最後に「なぜ私はこれを使い始めたのか?」という重要度の低い情報を書く、って順番にすればいいのに。
そうすれば読者にとって有益な情報がすぐに見つかってうれしいはずですからね。試みに、このブログ記事から逆ピラミッド構造を意識して書いてみました。
まとめ
以上、ブログを書く時にも、新聞の「逆ピラミッド構造」を意識したいって話を書いてきました。
前振りをダラダラと書き続ける記事は卒業して、重要な情報を一番最初に持ってくる書き方で、今後ブログを更新していきたいと思ったのでした。