私は普段から仕事の生産性をあげるべく、さまざまなアプリやタスク管理方を試して効率化を目指していたりします。これまでにいくつもの仕事効率化系のアプリを試してきましたが、導入することで大幅に生産性があがったのは、パスワード管理アプリの「1Password」じゃないかと思った話です。
パスワードを覚えることに頭を使わなくていい
1Passwordを使ってパスワードを管理するようになってから、「パスワードを覚える(記録する)」という当たり前の行動から解放されました。1Passwordはアプリ内でランダムな文字列のパスワードを生成してくれて、それをURLに紐づけて保存してくれます。
「このサイトはいつものパスワードだっけ?一つ前のやつだっけ?」と思い出そうとする努力も不要になり、大幅に時間の節約になったんじゃないかと思うんですね。
パスワードを手打ちするのも、毎回思い出そうとするのも、1回あたりで考えればごくわずかな時間です。しかし毎日必ずログインするサービスというのは最低一つくらいあるはずで、1回あたり1分かかると考えれば、365日続けるとトータル6時間くらいになりますしね。
ショートカットキーで一瞬で呼び出し
Macを使っていれば、コマンドキーと「]」を同時に押すショートカットキーを用いることで、ChromeやSafariで表示しているログインページにID・パスワードを一瞬で入力することが可能になります。
このやり方に慣れてしまうと、いちいちパスワードを手入力するのが億劫になるほど。
2段階認証もカンタン
GoogleとかTwitterとかで設定ができる、2段階認証のためのワンタイムパスワードの生成も、1Password上で行なうことができます。
言葉で説明するのはちょっと難しいんですが、Chromeで開いたGoogleのログインページで、ショートカットキーを呼び出してIDとパスワードを入力してエンターキー。
すると次の画面で2段階認証のコードを求められるのが普通です。従来のように電話番号宛にSMSが送られる方法だと、わざわざSMSの受信アプリで番号をコピペしたり、手入力したりしないといけません。
しかし1Passwordでは、IDとパスワードを入力した時点で、クリップボードにワンタイムパスワードがコピーされている状態になります(1Passwordで事前設定の必要あり)。コマンドキー+[C]を押せば、一瞬でコードを呼び出せるってことですね。
そのため2段階認証が楽チンになり、これまでは「SMS受け取るのめんどうだな〜」と控えてきた2段階認証の設定も、あちこちのサイトで導入するようになりましたし。
まだパスワード管理アプリを使ってないよって方は、まずは1ヶ月だけでも1Passwordのようなアプリを使ってみたらいいんじゃないかなと思います。