つい先日2020年モデルのiPad Proを購入したことを書きましたが、もうすぐMacBook Airの2020年モデルも届く予定です。いずれもSSD以外は全部盛りのスペックで注文しており、Apple Pencilも含めて合計30万円くらいになっています。
一方で、同じApple製品でもApple WatchやAirPodsはこれまで1度も買ったことがありませんし、スマホもiPhone7のまま。ちょっとチグハグのように思えるかもしれませんが、これにはちゃんとした理由があるんだよって話です。
「生産端末」「消費端末」という考え方
ちきりんの過去のブログで、「生産端末」「消費端末」という2つの考え方を紹介しているエントリーがあります。パソコンやタブレット、スマホなどは全部、生産端末か消費端末のどっちかに分類されるよって話です。
イメージとしては、私ならWEBライターとして文章を書いてお金を稼げるMacが生産端末、ネットサーフィンするだけのiPhoneは消費端末の代表例です。
消費端末はお金と時間を消費するだけですが、生産端末はお金と時間を生み出します。
このちきりんのブログに出会ってから、私はMacやiPadにはお金を投資し、iPhoneやApple Watch、AirPodsには見向きもしない考え方になったわけですね。
なお、iPadも長らく消費端末の仲間だったと思うんですが、MacOSCatalinaになってからSidecarでサブモニター化できるようになったため、生産端末としての色が濃くなったように個人的に感じています。
あとは、2020年5月発売のiPad Pro向けMagic Keyboardが、どれだけ生産端末としてのレベルを高めてくれるかですね。
消費端末は最小限でいい
Apple WatchやAirPodsのような消費端末は、私はこの先も購入する予定はありません。腕時計やイヤホンを身につけるのはもともと好きじゃないってのもありますが、「Apple WatchやAirPodsを買えば稼げるようになる!」というイメージがまったく湧かないからってのが理由です。
私はWEBライターとして働くのが仕事なんで、収入を稼ぐためにiPhoneも使いません。もちろん外付けキーボードを使えばiPhoneでも文章を書けるのは知っていますし、音声入力でどこでも執筆できることは知っています。
でも、まったく同じことがMacでもできるわけで。だったらわざわざ極小のモニターで文章を書くよりも、12インチ以上の大きな画面で書いたほうがいいよね、と。
ちきりんがブログの中で指摘しているように、周りを見ていると
「消費端末しか使わない人」「生産端末も使う人」
の2タイプに分かれているのを実感します。個人的には、スマホだけで生活していて、もし故障したらどうやって問い合わせしたり修理したりするんだろう?と思うんですけども。
生産端末には、そのときの自分の最大限の投資を
私と同郷のYouTuberヒカキンは、この動画の中で
自分の夢や仕事に関する物は、
その時自分が買える1番良いものを妥協せず買ってきた
ってことを話しています。(6:08)
これも要するに、「生産端末には最大限の投資をしろ!」って話だと思うんですよね。個人的にはデスクトップPCはさすがにオーバースペックでミニマリスト的にも相性が悪いので、12インチMacBookや13インチのMaBook Airを使ってますけども。
ちなみに以前15インチMacBook Proを買ったときには、リュックに入れて持ち運ぶのが大変すぎて、DTMをやっている妻に譲りました。
というわけで、消費端末にはお金をケチって、生産端末にはしっかり投資しようねって話でした。