「音声入力をマスターすれば、WEBライターを始めて1ヵ月で5万円は稼げる」最近はそんなふうに思うようになりました。きっと多くの人は文章を早く書くためにタイピングの練習をしようと考えると思いますが、音声入力のほうがずっと費用対効果が高い。
まずは音声入力で素早く書けるようになってから、タイピングの練習しても遅くないかもよっていう話です。
プロのライターも使う「音声入力」
私はもともとは音声入力はほとんど使わない派でしたが、毎日のように1万字以上文章を書くようになってからは、ほとんどの文章を音声入力を使って生み出すようになりました。
キーボードを使ってひたすら文章を書くこともできるし、私の場合はキーボード使っても音声入力を使っても文章入力はほぼ同じくらい。「だったら音声入力のメリットって何?」って感じかもしれませんが、疲れないことにあると思っています。
画面を注視しなくていいので目が疲れませんし、もちろん指や腕も疲れにくくなります。比較的自由な姿勢で文章を書けるので、腰痛とか肩こりとかも防げるかもしれません。
そんなメリットがあるので私の場合は、1日に書く文章の音声入力を使用。たまに無意識にキーボード入力を続けていたり、奥さんが近くにいて音声入力を使わなかったりすることもありますが、音声入力のおかげで文章入力が圧倒的に省力化されたのは確実です。
音声入力8割、タイピング2割を目指す
そんな経験をしてから、これからWEBライターを目指す人も音声入力をマスターするところから入ってもいいんじゃないかと思ったわけです。ほとんどパソコンで文章を書いたことがない人にとっては、キーボードをみないで打てるようになるまではかなりの時間がかかるはずです。
でも、1週間もあれば音声入力の使い方はマスターできるでしょう。音声入力の変換のクセとか、句読点が入るかどうか、英単語の前後に半角スペースが入るかといった仕様は覚える必要はありますが、たぶん1時間の音声入力を使っていればすぐに慣れてくるはず。
もちろん音声入力だけで完全にわかりやすい文章を書くことは難しいので、キーボードを使って誤変換を直したり、漢字になっているところをひらがなに修正したりする手間は必要ですが、タイピングの初心者がいきなり100%キーボードで打つよりもずっと時間を短縮できるはず。
もしスマホの方が素早く修正できるなら、スマホのフリック入力を使って誤変換とかひらがな修正とかを行ってもいいですしね.
まずは自分にあった音声入力選びから
音声入力にもいくつかの種類があって、代表的なのはiPhoneやMacで使えるAppleの音声入力、GoogleドキュメントやAndroidスマホで使えるGoogle音声入力、そしてスマホアプリのSimejiを使った音声入力の3つですね。
個人的にはMacを使って文章入力する機会が多いので、Appleの音声入力を使う頻度も自然と多くなります。
ただ、それぞれの音声入力には仕様上の違いがあって、たとえばAppleの音声入力では「、」「。」のような句読点も音声入力で挿入できますが、Google音声入力では「テン」「マル」と反映されてしまいます。
あとGoogle音声入力の場合は「Google」と発声した場合に「 Google 」と、英単語の前後に半角スペースが入るっていう特徴もあります。英語圏の仕様がそのまま使われている感じですね。なので、文章が書き終わったら半角スペースを全部置換してあげる必要があります。
私はあんまりスマホで音声入力を使う機会がないのでSimejiは使いませんが、もしかしたらSimejiが一番使いやすいと感じる人もいるかもしれません。人それぞれの音声入力で文章を書いてみて、どれが一番使いやすいかをチェックしてみるといいんじゃないでしょうか。