私がこれまで4年以上にわたりWEBライターとして活動してきて、「これだけはやっちゃダメだな」と思うことが1つだけあります。今回は、WEBライターにとっての最大のリスクについて紹介しようと思います。
パソコン1台だけで働くのは、最大のリスクである
私が考えるWEBライター最大のリスクってのが、「パソコン1台だけで働く」って考え方です。これはWEBライター以外のクリエイター系フリーランスにも当てはまることだと思うんですが、バックアップなしでパソコン1台だけで働いていると、万が一故障したときに取り返しがつかなくなります。
もちろんテキストファイルなどのデータは、今はクラウド保存が当たり前なので復旧することは難しくないでしょう。でも、新しいパソコンを用意するまでの数日間、仕事が完全にストップすることになります。
今はちょっと特殊な状態ですけど、家電量販店とかに行ってパソコンを新しく買ってくる…ってのも、できなくなる可能性はあるわけですし。確かにパソコン1台だけで働くってのはノマドワーカーっぽくていい響きがありますけど、実際には絶対にやっちゃダメだよねって考えております。
意識したい「タマゴを1つのカゴに盛るな」の考え方
実際に私も、過去に使っていたWindows PCが故障し、仕事が続けられなくなったことがありました。ちょうど週末で急ぎの仕事もなかったため大きなトラブルにはなりませんでしたが、もし数万時単位の原稿の〆切直前に故障していたとしたら、とんでもないことになってただろうなと思います。
それ以来、パソコンは必ず2台以上用意することにしています。最近ではMacBook Airに買い替えましたけど、それ以前まで使っていた12インチMacBookも併用。たとえMacBook Airが故障したとしても、MacBookを持ってきてすぐに仕事を再開できる状態を完備しています。ついでにiPad ProとMagic Keyboardもあるし、趣味用にChromeBookも1台持っているので、合計4台体制ですね。
なので、「MacBookは毎年新しいモデルに買い替えて、古いものはメルカリで売る」みたいな運用をしている人にはまったく共感できずにいます。「もしそのMacが故障したら、どうバックアップすんの?」と。
これはちょうど投資の世界の格言である「タマゴを1つのカゴに盛るな」と同じ考え方ですね。仕事を1台のパソコンだけに依存するな、と。
ちなみに我が家では9ヶ月の柴犬を飼っていますが、愛犬を散歩に連れていくためのハーネスとかリードなんかも、必ず2つ以上用意するようにしています。さすがに散歩中には持ち歩きませんが、家には常備しておいて仮にちぎれたとしても毎日散歩に行ける状態を整えているわけですね。
パソコンは必ず2台以上用意して、WEBライターを始めよう
個人的にはMacBook AirにParallelsを導入してWindowsも使えるようにしているのでMac2台で十分快適に使えますが、一般的なWEBライターならMac+Windowsで2台用意しておくといいかもしれませんね。ChromeBookもお試しで使うなら楽しい。
というわけで、 WEBライターを始めるならパソコンは2台以上用意しておこうねって話でした。