1記事2000円の仕事を終わらせるのに3日もかかってしまった…。これじゃ割りに合わない!!
そんなふうに感じるシーンは、WEBライター初心者なら誰にでもあると思います。私も過去には同じように思ったことがありました。でも、いくら割に合わないことをグチったって何も変わりません。
具体的なアクションとして、私は「単価が割に合うように生産性を高める」というアプローチを取りました。
「割に合わない!」と感じるのは初心者なら当然
初心者のWEBライターの大半は、「時間に割りに報酬が見合わない」「時給換算したらコンビニバイト以下」なんて悩みを抱くものです。最初のうちは2000文字の記事を完成させるのに3日かかるのが普通なので、たとえ1文字1円だったとしても、割に合わないと感じるのは当然でしょう。
そもそもWEBライターというのは、誰にでも簡単に始められる手軽さが魅力の仕事。そんなWEBライターを初めてすぐに、大人が1人食っていけるほどの収入が稼げるなんてことはあり得ません。私だってランサーズを始めてすぐの頃は、月に5000円しか稼げませんでしたし。
問題は、「割に合わない!」そう感じたときにどう行動するか。クライアントに文句をつけて「もっと報酬を上げてくれ!」と駄々をこねるか、それとも執筆するスピードを上げて「割に合うようにする」か。このあたりが、稼げるライターとそうでないライターを分けるんだろうなと感じます。
クライアントに文句をつけるか、自分を高めるか
別にクライアントも慈善事業をやっているわけではないので、ライターにいくらまでの予算を出せるかあらかじめ決めているものです。そんなクライアントに対して、まだ結果も出していない初心者のライターが値上げ交渉をしても、無視されてブロックされるのがオチ。
そうではなく自分の書き方を見直して、これまで3日で書いていたものを30分で書き終えられるよう生産性を高めていくべきです。
2000文字2000円の記事を30分で書いて、時給4000円にする
仮に1文字1円で2000文字の記事作成の仕事を受注したとして、3日にわたり10時間かけて書いていたら、時給は200円になってしまいます。これがよくある初心者WEBライターが不満を感じるところ。
私がこの問題に直面したときには、「どうやったら30分で書き上げることができるか?」を考えました。もし2000文字の記事を30分で終わらせたら、時給換算で4000円になる。これならたった3時間働くだけで、1万2000円になるじゃないか、と。
当時はまだタイピングも遅かったし、音声入力も使いこなせていませんでした。それでも1時間で2000文字の記事を書くくらいなら、多少努力すれば可能になります。〆切ギリギリになってから仕事を始めて「あと1時間で納品しないといけない!」みたいな環境に自分を追い込めば、どうにか1時間で書く方法を探し出すものです。
そんなわけで、「単価が割りに合わない!」と感じたときには、「じゃあ割りに合うように生産性を高めよう」って方向に考え方をシフトしていきましょうー。