口の奥に指とか突っ込むと「オエッ」と嘔吐反射が起こりますが、私はこの感覚がめっちゃ苦手でして。
というのも、大学生の頃から会食恐怖症っていうメンタル的な病を抱えているもんで、吐き気とか喉の不快感にめっちゃ敏感なんですよ。
そんな体質なもんですから、歯医者もめちゃくちゃ苦手。でも、虫歯の治療で通院しなきゃならなくなったので、そのときのレポートを残しておこうと思います。
虫歯の治療に行ってきました
「なんか歯と歯の間に黒い影があるなー」と思い始めたのが先月のこと。
「もしかしたら虫歯かもなー」ってことで、歯医者に行くことを決めました。
もう25のいい大人ですけど、個人的にはめちゃくちゃ歯医者が怖い。
キーンっていう痛みはどうってことないんですけど、口を大きく開けて器具を入れられるっていう状況がすごく怖いことだったんです。
なぜなら、5年くらい前からずっと会食恐怖症を抱えていまして、そのせいで嘔吐反射も強かったから。
たとえば、調子が悪いときだと口の中に歯ブラシを入れるだけでも苦痛に感じたり。
一時期は吐き気のせいで歯磨きがどうしてもできなかったことがあり、そのせいで虫歯が進行していたのかもしれません。
会食恐怖症で、嘔吐反射が怖かった
実際に歯医者に行くと、やっぱり虫歯が進んでいるという診断。手前の方の奥歯に、大きめの虫歯があったっぽいです。
歯医者の予約をした日には、朝からずっとソワソワして不安が募り、夜もなかなか眠れなかったほど。
歯医者に入って椅子に座ってからも、何度オエッとなったことか…。
それでも、不思議と治療が始まるとそんなに苦しくなくって、一旦始まってしまえば余裕で最後まで治療を終えられました。
全部で3回通ったので、3回とも「夜寝れない」「朝はソワソワする」「歯医者に入ったらオエッと」という経験を繰り返しましたけども。
「最初の5分が一番キツい」と考えるだけでラクに
この記事で紹介した本にも書いてありましたけど、不安が一番ピークになるのって最初の30分だったりするんですよね。
「大丈夫かな?」「オエッてならないかな?」と緊張して不安になっているときが、一番辛い。
でも、実際に治療が始まったら「あれ?意外と余裕じゃん」という気分になって、落ち着いて治療を受けられるっていう。
これ、会食不安症で外食が怖いってときにも、覚えておきたい体験だなーと思いました。
面接の直前、飲食店に入る直前が不安の一番のピークで、始まったら案外うまくやっていけるぞ、と。
ちょっとだけですけども、虫歯の治療を通じて会食不安症を克服する糸口みたいなものが掴めたような気がしたのでした。