ネガティブな感情に襲われたときには、散歩して瞑想し、気持ちを書き出して、音楽を聞きましょう。
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1.運動
まず一番大切なのは、運動して身体を動かすこと。
運動のなかでもおすすめなのは、有酸素運動であります。
つまりは激しく身体を動かす必要はなくて、散歩したりジョギングしたり、ポタリング(のんびりサイクリングすること)したりすればOK。
筋トレよりは散歩ですね。
さらに最近では、ジョギングやランニングよりも、単に散歩する方がメンタル的には効果ありなんじゃないかという話も聞きます。
普段歩き慣れていない人は、まず3000歩程度からはじめていって、ゆくゆくは1日1万歩くらいを目標にしていきましょう。
私は自転車でゆったりと家の周りを走ったり、ステッパーを使って自宅にいながら散歩したりもしています。
もちろん、屋外の緑のなかで散歩した方がベターですが、スタンディングデスクと組み合わせてステッパーを使うと苦労せず1万歩歩けますよ。
2.瞑想
瞑想と聞いて思い浮かべるイメージは、次の2通りかと思います。
まったく瞑想というものに触れてこなかった人であれば、「なんか怪しげな宗教でよくやるやつ?」。
スタンフォードの自分を変える教室とかを読んだことがある人なら、「あー意志力アップとか集中力回復にいいやつね」という反応でしょう。
瞑想といっても難しいものではなくて、目を閉じて呼吸に集中するだけの方法でOK。
初心者の方であれば、息を吸いながら4秒数え、息を吐きながら6秒数える、みたいな瞑想でも問題なし。
要は深い呼吸と、頭のなかの妄想に意識を向けないことが重要で、座禅を組んだりお経を読み上げなくてもOKであります。
瞑想はうつ病の改善に効果があると認められていますし、脳内に「セロトニン」が増えてリラックスすることにつながるともわかっています。
…が、どうも運動ほどは効果は見込めないっぽい。
ビジネス本なんかでは、ちょっと大げさな取り上げられ方をされてるみたいです。
なのでネガティブな感情がわいたとき、メインはあくまでも散歩することにして、瞑想はサポート的に行うのがおすすめ。
どうしても瞑想が肌に合わないという方は、単に深い呼吸を意識するだけでもよいでしょう。
3.日記
不安や恐怖を紙に書き出すという方法も、ネガティブな感情を打ち消すために効果的です。
どうやら不安などのマイナス感情は、紙に書いて身体の外に出すと、毒気が抜けるように消えていくらしい。
ネガティブな感情に襲われているときには、「なんでそんなことしなきゃあかんの?」と思ってしまいがちですが、とりあえず紙に思いをぶつけてみましょう。
紙に悩みを書くことで、自分の状態を客観的に見つめ直すことができます。
単に頭のなかであれこれ考えているだけよりも、ずっとストレス解消になるはず。
この筆記療法については、本書をどうぞ。
4.音楽
音楽には癒やしの力がある、とよく言いますよね。
実際に、その世界に没頭できるような音楽であれば、脳内の快感ホルモンを増やすことがわかっています。
音楽療法とか音楽セラピーなんて言葉も聞きます。
できればクラシック系の落ち着いた曲を聞くのがベスト。
激しい系のパンクやロック音楽だと逆に興奮してしまうので、ネガティブ感情とあいまって攻撃的な気分になってしまうこともあります。
せめてバラード曲みたいなゆったりできる音楽がいいですね。
まとめ
- 筋トレよりも散歩をしよう
- 深い呼吸を意識して瞑想してみよう
- ネガティブな感情を書き出してみよう
- 好きな音楽を聞こう
これら4つが、『「レジリエンス」の鍛え方』で紹介されているネガティブ感情の解消テクニックでした。
少しアレンジを加えていますが、これらの行動によって脳内のホルモン分泌が進んで、ストレスを軽減したりポジティブな気持ちにさせてくれたりします。
特に運動することと、日記をつけてマイナス感情を書き出すことは効果をすぐに実感できるのでおすすめ。
ネガティブ感情にとらわれず、前向きにいきましょう!