先日知り合いが、情報誌の配達の仕事を始めたという話を聞きました。
どうやら週3日で数百部配ればOKとゆるめのルールで、自分のペースで収入を増やせるのがその人にはあってるっぽい。
話を聞くうちに私のようなフリーランスも、情報誌配達のような仕事と相性がいいなと思ったので考えたことをメモ。
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1.情報誌配達が良さげ
情報誌ってのは、定期的に自宅のポストに届くフリーペーパーのことであります。
仙台でいうと「リビング仙台」や「仙台ぱど」などがありますね。
地域の新聞社や自治体が発行しているもので、無料でどの家庭にも配られるような薄い冊子です。
新聞配達のように部数やエリアは多くなく、担当している人がいなければ、自宅から徒歩圏内の家・マンションだけで仕事が終わるのがメリット。
もちろんその分報酬は少ないですが、散歩をお金に換えられるって考えれば、時間に融通がきくフリーランスにぴったりかもと思ったりしています。
2.フリーランスは運動不足が気になる
特に私のような在宅フリーランスにとっては、運動不足が悩みのタネだったりします。
ついつい24時間自宅に引きこもって作業や生活をしてしまうんで、体を動かす機会がなくなってしまうんですよね。
しかも運動不足が続くと、集中力が落ちたり仕事の生産性に響いたりと悪いことづくし。
その点からいえば、ノルマさえこなせば散歩気分でお金を稼げる情報誌配達の仕事は、運動不足の解消と収入アップの2つのメリットが得られる魅力的な仕事なんじゃないかと思うわけです。
3.あくまでも散歩として考えるのが吉
しかし、この情報誌配達の仕事はまったくもってお金になりません。
毎週のように配っている情報誌なら別かもしれませんが、私の住んでいるエリアで募集していた配達スタッフは、月に2回、1200部ずつ届けてやっと月給3万円に達するとか。
さらに折込チラシは自分たちで挟まないといけないんで、時給換算するとかなりわりに合わない仕事なんじゃないかなと思っております。
なので、お金を稼ぐ目的で始めてしまうと、おそらく収入が低すぎてやる気がしなくなってしまうんじゃないかと。
あくまでもメインは散歩であって、情報誌をポストに届けるってのは散歩のついでの作業と考えた方がよさげですね。
4.生産性を高めるトレーニングになる
私が「情報誌配達の仕事はいいな」と考えるのは、別にもう一つ理由があります。
それは、時給制ではなく出来高制であること。
時給で働くコンビニのアルバイトなんかでは、仕事を工夫して作業効率を上げ、生産性を高めても時給はほとんど増えません。
むしろやるべき仕事が増えて損したと感じる可能性もあります。
一方で、完全出来高制の情報誌配達の場合、配る効率を上げればより短時間にお金を稼ぐことも可能になります。
つまり、「生産性を上げて時給を高めるためにはどんな工夫をしたらいいんだろう」と考える環境に置かれるので、生産性を高めるトレーニングになるはずなんです。
そのトレーニングは、フリーランスの本業の生産性を高めることにきっと役立つことでしょう。
…とここまで書いていたら、私も配達の仕事をやってみたくなってしまいました。
知り合いに頼んで紹介してもらうかと思案中であります。
まとめ
- 出来高制で働くことによって、本業の生産性を高められる
- 散歩をお金に換えることができる
- ただし、あくまでも散歩がメインで、「散歩のついでに配達」という意識がよさげ
以上、「散歩をお金に換える!フリーランスは運動を兼ねて「情報誌配達」で稼ぐのがいいかも」という記事でした。
これだけ核家族化や情報化が進んだ社会でも、まだまだ無料の情報誌は配られ続けています。
特にヒマな高齢者が多い田舎の場合、時間つぶしの雑誌として読む方が多いからなのかもしれません。
そう考えるとやっぱり、田舎に移住し生活コストを下げ、パソコン1つで仕事をするノマドワーカーの副業として、運動不足解消を兼ねた「情報誌配達」って仕事は、なかなかよいものなんじゃないでしょうか。