「やめらいのにやめられない」ってのは日常生活でよくありますよね。スマホゲームやSNS、お菓子やジャンクフード、テレビやマンガなんかにも当てはまるでしょう。
今回は私が個人的に実践している、依存症(予備軍)から抜け出す方法について紹介していきます。
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1.物理的な距離をとる
まず試したいのは、「やめたいのにやめられない」と思ってしまう対象から距離をおくことです。
従業員のすぐ近くにチョコレートの箱を置くか、それとも離れた場所に置くかで消費量が何倍も違った…なんて研究もあるように、物理的な距離が近いとつい食べ過ぎたり触り過ぎたりしてしまうものです。
たとえばスマホをついいじってしまうことをやめたいなら、自分のスマホを家のなかで一番遠い場所に置いておくとよいでしょう。玄関や寝室、2階の奥の物置部屋…なんかもよさそうです。簡単には手に取れない場所に置くことで、スマホいじりを簡単に防止することができます。
「ワンルームで玄関にコンセントがないよ」って方はモバイルバッテリーを使って充電して置くか、あるいは簡易的な金庫を使ってもいいかもしれません。欲望防止用の金庫…なんてのも発売されていまして、この「タイムロッキングコンテナ」がおすすめ。
あらかじめ指定した時間が経過するまで、中身を取り出せなくするアイテムです。1万円くらいしてちょっとお高めですが、スマホやタブレット、お菓子、テレビのリモコンなんかを入れておくことができるため、手軽に依存症を防止できます。
また、当ブログで以前紹介したChromeの拡張機能「BlockSite」も、ついつい見てしまうSNSやニュースサイトへのアクセスを防止し、距離をとって望ましくないことをやめるツールです。
こうした「物理的な距離をとる」戦略で、まずはやめたいことをやめられるように工夫するのがおすすめです。
2.置き換える
「物理的な距離をとる」戦略でもうまくいかない場合、私は似たようなものと置き換えるって対策をとります。
- マンガを読みたいと思ったらビジネス書を読む
- お菓子を食べたくなったら果物を食べる
- テレビを見たくなったらスタディサプリの講義で勉強する
みたいな感じですね。
ポイントは同じような手順を踏む行動と置き換えること。マンガなら「読む」つながりでビジネス書。お菓子なら「食べる」つながりで果物。テレビなら「見る」つながりでスタディサプリの講義。
いきなりやめてしまうと手持ち無沙汰になり、暇に感じてまたマンガやらお菓子やらに戻る可能性が高くなりますが、代替行動が用意されていれば防止できるわけです。私はやめたいことがあったとき、「どんな行動に置き換えられるか」ってことをよく考えます。
3.マネタイズしてしまう
「物理的な距離をとる」戦略でも「置き換える」戦略でもうまくいかない場合、違う方向性も考えていくべきだと思っています。それは「その道を極める」こと。自分がどうしてもやめられないことは、世の中の多くの人が同じようにハマっていると考えるわけです。
非常に強いニーズがあるってことですから、その分野で収益化する計画を立てて実行すればマンガやお菓子やテレビをやめずに、お金ややりがいなどのポジティブな効果を得ることができます。
具体的には、マンガのレビュー記事を書いてアフィリエイト収入を得たりとか、お菓子の食べ比べ記事を電子書籍やnoteで有料販売するとか。まとめサイトをつくって広告料をもらうって形でもいいでしょう。
マネタイズすることのいいところは、収益に対して税金がかかりづらくなること。普通は会社からもらっている給料から源泉徴収税が天引きされているように、収入には所得税や住民税やらがかかってくるものです。
ところがマネタイズ戦略をとる場合、収入を得るまでに使ったお金を「経費」に計上することができるようになります。スマホゲームのレビューを書く目的で有料のゲームアプリを買ったとしたら、そのアプリ購入費用が経費になるってわけですね。
どうしてもやめられないことがある場合、ムリにやめようと努力するのではなくて、そこから収入を発生させられないか考えると、副業やビジネスにつながるきっかけになるかもしれません。
まとめ
以上、「やめたいのにやめられない」を解消するための3つの対策を紹介してきました。個人的には最初の2つの戦略で、ほとんどの悪習慣を断ち切ることができています。ダラダラ見続けてしまうスポーツ中継やアニメ、コンビニでの衝動買いなんかも同様。
「物理的な距離をとる」戦略、「置き換える」戦略、そして最終手段としての「マネタイズ」戦略。やめたいことがあるときには、ぜひ参考にしてみてください。