最近アウトドアグッズを自宅で使って、ミニマリスト的に身軽な生活を実践しようと考えています。その一環として、今年に入ってからアウトドアテーブルを作業用デスク代わりに使い始めました。
いわゆる「暮らしのアウトドア化」の第2弾として、今度はアウトドア用のチェアを買って自宅のソファ代わりにしてみました。今回購入したのはHelinox「グラウンドチェア」。その使い勝手をレビューしていきます。
座面が低く、読書に最適
前々からHelinoxの「チェアワン」とか「チェアツー」といった、アウトドア用のイスが気になっていた私。普通のイスと比べて安定性やコストパフォーマンスは劣るかもしれませんが、アウトドア用途でつくられているだけあって本体が非常に軽く、折りたたむとコンパクトになるところが魅力だったんですよね。
実際、私がこれまで使っていたHelinoxのアウトドアテーブル「テーブルワン(ハードトップ)」も、ややガタつきはあるものの非常に軽くて持ち運びしやすく、コンパクトに収納できる点が気に入っていました。
んで、Helinoxのチェアの中から選ぶとなると、「テーブルワン」が地面に近いロータイプのテーブルなので、イスもできるだけ座面が低いものを選ぼう、と考えました。
その第一候補となったのが、今回購入した「グラウンドチェア」。
高い背もたれがついた「ビーチチェア」ってのもありましたが、コンパクトさを優先してグラウンドチェアを購入することに。
使ってみた第一印象としては、「読書がめっちゃ捗る!」ですね。体重を預けて足を投げ出してリラックスできるので、Kindleで本を読むのに最適。体を起こして使えば、テーブルワンの高さともちょうどいいのでタイピングもしやすい。
大きさの割に重さがないので、組み上げてから持ち上げてみると非常に軽く感じます。指一本でも持ち運べるくらい。
フローリングが凹むのでマット推奨
ただしグラウンドチェアの注意点として、フローリングとか畳で使ってしまうと、床が傷つく可能性が高いことがあげられます。人間の体重を4点で支えるわけですから、そこに重さが集中して床にダメージがいってしまうのは当然ですね。
しかもグラウンドチェアの足先は平らなものではなく、ゆるやかなカーブを描いた丸いものになっています。なのでフローリングとの接地面が小さく、さらに体重が集中しやすいつくりになっているわけです。
そのまま使うと床を傷めてしまうため、部屋の中で使う場合には下に何かマットを敷いたほうがよさげ。
私は以前購入した封筒型寝袋を下に敷いて使っています。
壁の近くに置いて使うのがベター
グラウンドチェアのもう1つの難点として、長い時間使っていると首が痛くなりやすいって点もあるかもしれません。もしかすると私だけの問題という可能性もあるんですが、1日中グラウンドチェアに腰掛けていると、どうも首の後ろが痛くなってしまいまして。
グラウンドチェアにはヘッドレストがついていないので、頭の重さがうまく分散されず、首に負荷がかかっていたのかもしれません。
なので今では、グラウンドチェアを使う際には後ろに壁があるポジションを選ぶようにしています。部屋の壁に頭があたるようにしてヘッドレストの代わりにし、首への負担を軽減しようってわけですね。
ただ、これなら最初から高い背もたれがついたビーチチェアを選んだほうがよかったかもという気がしています。近くのモンベルのお店では展示品が置いておらず試せなかったので仕方ないですね。
というわけでグラウンドチェアの購入を考えている方、暮らしのアウトドア化を考えている方は参考にしてみてください〜。