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「昨日の自分に教えたいこと」をテーマに書き散らしてます

『セイコー時間白書2019』によると現代人の「時間価値」は最大12,979円/時間らしい

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現代に生きる私たちにとって、時間はかけがえのないものです。実体のあるお金のほうが大事にされがちですが、一度使ってしまった時間は決して取り戻せないという意味で、お金よりも貴重な存在でしょう。

時計メーカーのセイコーでは、『セイコー時間白書2019』という調査で現代人の「時間価値」について報告しています。それによれば、1時間あたりの価値は最大で12,979円に相当すると考えているんだとか。

オンタイム平均は4,427円

www.seiko.co.jp

私個人的にも「貴重な時間をもっと有効に使いたい」っていう気持ちが強いので、仕事を早く終わらせるための時間術とか、より大きな幸福感を得られるような時間の使い方なんてものに興味がある人間だったりします。

とはいえ、よく考えてみると「自分の1時間に、いったいどれぐらいの価値があるんだろう?」ってのはあまり考えてこなかったような気もしています。『セイコー時間白書2019』では、1200名の男女を対象に自分にとっての「時価」を答えてもらったんだとか。

調査の結果によれば、仕事とか家事に取り組む「オンタイム」の時間価値は4,427円。男性で5,552円、女性は3,303円という内訳だったんだそうです。1時間5000円って考えると、8時間労働、月20日勤務で、月収80万円。年収にして1000万円近くになりますね。

「年収1000万円までは幸福度が伸び続けるが、それ以降は横ばいになる」っていう研究がありますけど、これは自分が考える時間価値とのギャップがうまるからなのかもしれませんね。

オフタイム平均は9,632円。男性は12,979円に

一方で、仕事や家事以外の「オフタイム」の時間価値を見てみると、平均9,632円。中でも男性は12,979円の価値があると答えています(女性は6,285円)。

現代に生きる男性が、仕事以外の余暇の時間に非常に重きを置いているってことがわかりますね。女性の場合も、オフタイムはオンタイムより約2倍の価値があるって考えているということになります。

2018年の調査では、女性のオフタイムの時間価値は3,702円。そこから1年間で、およそ1.7倍に価値が高まっているのは、何か理由があるんでしょうか。

1時間あたりの価値を意識しながら暮らそう

私たちはオンタイムの1時間の価値を約4000円と考えているにも関わらず、時給800円とか900円のアルバイトで働いてしまいがち。自分で評価している価値の4分の1の価格で、貴重な時間を切り売りしてしまっているわけです。

かといって時給4000円以上で働くってのはあまり現実的ではないような気もしますので、難しいところですよね。

ただしオンタイムの時給はなかなか変えることはできませんが、オフタイムをどう過ごすかってのは今すぐ変えることができます。

というわけで、今後は特にオフタイムの時間の使い方に焦点を絞って、もっと時間価値が高まるように過ごしたいものですね。