自分でこんなことを言うのも変なんですけど、私は自分のことをいい人だと思っています。あんまり自己肯定感が高い方ではないので、頼まれごとは断れないタイプ。だけど最近は、あえていい人をやめて悪い人になるように意識しているぞって話です。
いい人は損をする
昔から常々思っていることですし、世間でもよく言われることですが、世の中のいい人ってどうしても損をしやすくなってしまいます。
仕事を頼まれると断れないせいで、自分の仕事ができずに残業することになった…なんてのはありふれた話。恋愛でも「単なるいい人」止まりで交際に発展しないなんてのも珍しいことではないですし。
「こんな自分がわがまま言うなんて…」と考えてしまうがために、自分を削って心を病んだり、いつまでも成功や昇進が手に入らなかったりするんですよね。
もっと頭おかしくなってもいいんじゃない?
そんないい人視点からすると、世の中って人の気持ちに立って考えることができず、頭のおかしい行動をする人があふれているような気がしてきます。
本来は自分がやるべき仕事なのに、わざわざ別の部署の私のところに仕事を回してくる…みたいな。
これまでの人生でナンパなんてしたことがない私からすると、『指原莉乃&ブラマヨの恋するサイテー男総選挙』に出てくるゲストの人たちみたいな存在がいることにもびっくりですし。
「そんなにダメな人がいっぱいいるなら、俺だってもっとわがままになっていいんじゃね?」と言うのが、個人的な私の思考トレンドだったりします。
大事な人に八つ当たりするくらいなら、嫌われ者になろう
誰に対してもいい人として振る舞える人間なんてそういないもので、職場でいい人を装っている人が、自宅に帰って家族やパートナーに愚痴りまくるってのもよくある話です。
これってよく考えると、職場で遭遇したイヤな出来事とか、自分の嫌いな人について語ることで、大切な人と遊んだり喋ったりする時間を犠牲にしているってことなんですよね。
少なくとも自分はそんなことをしたくない。家庭に愚痴を持ち込まないためには、外でも悪い人にならないといけないよね、と考えたわけです。
もちろん心に余裕があるときには、電車で席を譲ってあげたり落し物を届けてあげたりする方が、幸福な気持ちになれるでしょう。そうでないときには、もっと悪い人になってわがままに振舞ってもいいんじゃないでしょうかー。