WiMAXの2年縛りや3年縛りが終わると、WiMAX端末だけが手元に残ってSIMカードが使えない状態となります。もし自宅に固定回線を引いているなら、WiMAX端末を無線LANルーターとして使えるぞって話です。
余ったWiMAXルーターどうする?
私は現在住んでいるインターネット無料の物件に引っ越す前から、BIGLOBEでWiMAXを契約していました。W04って端末を使って、2年縛りの契約でWiMAX回線を使い続けています。
とはいえ、部屋に備え付けのインターネットが予想以上に快適で、「もうWiMAX回線いらないんじゃね?」となったので、2年縛りが解けたらすぐに解約し、別のプロバイダで再契約はしない予定。
そうなるとWiMAXのW04って端末だけが手元に残ることになります。メルカリなんかで売ってもいいんですが、実はWiMAX端末は固定回線のモデムとLANケーブルでつないで、無線LANルーターとして使うことができるんですよね。
クレードルにモデムをつないで無線LANルーターに
通常固定回線をWifiで利用する場合、壁に開けられたLANケーブルの穴からNTTのモデムにつないで、そこからWifiを飛ばすための無線LANルーターに接続する必要があります。
こういうやつですね。この無線LANルーターの代わりとして、WiMAX端末を利用することができます。
UQのヘルプページに記載されている、<APモード>ってやつですね。この機能を使うことで、別途無線LANルーターを用意することなく、WiMAX端末とクレードルだけで固定回線をWifiで飛ばすことが可能になります。
ちなみに<ルータモード>のほうは、WiMAX端末とパソコンをLANケーブルでつなぐ有線接続の機能です。紛らわしいですが無線LANルーターとして使うのか、それとも有線接続で使うのかで区別するといいかもしれません。
もしWiMAXのモバイル回線契約が残っているなら、自宅では無線LANルーター、外出先ではモバイルルーターとして使うこともできますしね。
コンパクトで高性能なアクセスポイントへ
そんなわけで私の部屋でも現在、LANケーブルでWiMAX端末とモデムをつないで、無線LANルーターとして使っています。無線LANルーターを別に購入しなくていいってのは、WiMAXを使う意外なメリットかもしれませんね。
「WiMAXを解約した後に固定回線を引いて、その固定回線をWifiにして飛ばしたいけど無線LANルーターを持っていない」という限定された状況下で使える方法ではありますが、ピンときた方は手持ちのWiMAX端末を活用してみてください。