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「昨日の自分に教えたいこと」をテーマに書き散らしてます

ランサーズ出身のWEBライターが初心者向けに稼ぎ方を教えます

f:id:rough-maker-an9:20200524204704j:plain どこに住んでいてもパソコン1つで稼ぐ方法として、WEBライターっていう職業があります。ブログとかメディアの記事を代わりに書いてあげて、1記事あたり2000円とか3000円という報酬をもらう働き方です。

そんなWEBライターを今から目指すとしたら、どんなところに気をつけるべきかについて書きたいと思います。

もし初心者の自分にアドバイスするなら

f:id:rough-maker-an9:20200524204820j:plain フリーランスのWEBライターとして働き始めてから5年目に入り、今でこそ月60万円とか稼げるようになった私ですが、働き始めた当初はもちろんそんな大金は稼げていませんでした。

稼げていたとしても、せいぜい3万円くらい。副業として始めるなら悪くない金額かもしれませんが、私の場合は1日中WEBライターとして働ける環境にありました。つまり、起きている間ずっと働き続けていても、それだけしか稼げていなかったってことです。

そう考えると、5年で20倍も成長しているってことですから、結構悪くないペースなんじゃないかと。でも、今考えれば5年もかけることなく、3年とか2年とかで今くらいの収入を稼げたはずって思うんです。

アドバイス①とにかく量をこなす

もし私が5年前の自分にアドバイスできるとするなら、まずは「とにかく量をこなすべし!」って伝えると思います。というのも、私は昔から形から入るタイプで、ひたすら「ライティングを効率化するアプリはないか?」「2画面と1画面なら、どっちが捗るか?」みたいなことばっかり考えていたからです。

WEBライターとして稼ぐために、作業環境について見直してみるのは大事なことです。でも、そもそも文章を書いて記事を納品しなければ、稼ぎは得られません。

そのことを頭で理解しつつも、どうしても案件を探したり仕事に励んだりすることができなかったせいで、「もっと早く成長できたはずだ」と思うんですね。

アドバイス②ランサーズを卒業する

それから、最初はランサーズを使ってWEBライターの仕事を探すのが基本になるものの、いつまでもランサーズを使い続けようとは考えないようにってアドバイスも伝えたいと思います。

もちろんランサーズはWEBライターもクライアントも安心して取引ができるありがたい場ではあるんですけども、どうしても単価が安くなりがちで手数料も2割取られてしまいます。

まずはランサーズを使って実績を積み、ライティングのスキルを磨いてから、最終的にはクライアントとの直接契約を結んだり、SNS経由で個別にクライアントから発注を受けたりするべきだって思っています。

量を書くことが、WEBライター最大のスキルアップに

f:id:rough-maker-an9:20200524204913j:plain WEBライターとして稼ぐためのスキルとして、SEOについての知識とかクライアントとのコミュニケーション能力が求められるって話はよく聞きます。でも、ライティングを生業とする以上、質の高い文章を書くことが一番大切なはず。

質の高い文章ってのは定義が難しいですが、ここでは「わかりやすい文章」「読みやすい文章」としておきます。

WEBライターとして稼ごうと考えて、最初から誰でも質の高い文章を書けるわけではありません。物書きを職業としたいのであれば、まずは場数を踏んで実践の中でライティングスキルを磨いていくのが大事だと思っています。

失敗→改善の繰り返しが、ライティング力を高める

たとえば、ランサーズで2000文字〜3000文字くらいのプロジェクトに片っ端から申し込んでみて、ひたすら文章を書く機会を作ってみるのがおすすめです。

最初は3000文字の文章を書くのに3日も4日もかかるかもしれませんが、誰だって最初はそんなもんです。

新しいプロジェクトに申し込んで、記事を書いて納品する…ってのを繰り返していると、テストライティングで不合格にされてしまったり、修正依頼が来ることがあります。

そうした失敗をもとに悪い部分を改善して、また新しいプロジェクトに申し込んでみる…って感じで、失敗と改善を繰り返すことが、手っ取り早くWEBライターとしてのステップアップを果たす方法なんですね。

行動しない賢者より、行動するバカのほうがマシ

ちなみに私の場合は、これをまったく実践することができませんでした。笑

単価にこだって「もっと効率的に稼げるものはないかな?」「生産性を上げる方法はないかな?」と考え続けてしまったんですね。

よくよく考えてみると、私は大学受験でも同じような間違いをしていたなーって思います。数学や英語の勉強に全力で取り組むんじゃなくて、勉強法マニアになっていたなーと。

当時はいろんな勉強法を知って努力した気になっていましたが、愚直に参考書を読んで問題集を解くのに時間を使っていたら、もっと成績の伸びは大きかったんじゃないかなって思います。

ランサーズを卒業するってゴールを描こう

f:id:rough-maker-an9:20200524205001j:plain ランサーズでWEBライティングの仕事を請け負うのは、あくまでも最初のステップであり実績を積むための通過点でしかない…というのが、私の考えです。

もちろんランサーズだけで稼ぎ続けることも不可能ではありませんが、その場合は毎年収入の2割をランサーズに天引きされてしまうことになります。20%の手数料ってことは、100万円稼いで80万円しか残らないってことですから、かなり割りに合わないように感じるはず。

一応20万円以上の契約金額だと手数料が5%に下がるので、クライアントにお願いして3ヶ月とか半年分をまとめて前払いしてもらうって方法もありますけど、それもあんまり現実的じゃないでしょう。

www.lancers.jp

直接契約を狙って単価アップ

ちなみに私の現在の収入の大半は、ランサーズではなく直接契約のクライアントからの報酬になっています。直接契約ってのは、つまりランサーズを介することなく一対一で契約を交わし、報酬を振り込んでもらうっていう形です。

ランサーズを挟まない分だけ、成果物だけ持ち逃げされて報酬が支払われない…なんてトラブルに巻き込まれるリスクはあるものの、報酬額は丸ごと自分に手元に入ってきます。

SNSで発信して個別に発注してくれるクライアントを探したりすることで、WEBライターとしての収入は大幅にアップするはず。

経験をブログやYouTubeで発信

今やWEBライターを目指そうとしている人もかなり多くなっているでしょうから、自分が未経験からWEBライターで稼げるようになったってことをネタに、ブログとかYouTubeで発信していくのもおすすめです。

文章をメインに扱う仕事ってことを考えると、YouTubeよりはブログの方が相性がいいかもですね。

そんなわけで、

  • ①とにかく量をこなす
  • ②ランサーズを卒業する

この2つを念頭に置きながらWEBライターを目指してみてはいかがでしょうかー。