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「昨日の自分に教えたいこと」をテーマに書き散らしてます

どんなにやる気がなくても必ず作業がはかどる「ベビーステップ」の原則

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筋トレでも仕事でも勉強でも引っ越しの準備でも、やる気がどうしてもわかないってときがありますよね。私がそんなシーンで大切にしているのは、「ベビーステップ」の原則を守ること。

今回は作業を最小単位にまで分割して、最小の1歩から取りかかることの大切さを紹介していきます。

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1.「ベビーステップ」の原則とは

私がベビーステップって言葉を知ったのは、習慣化に役立つ情報が満載の『「続ける」習慣 』という本のなかでした。運動や禁煙といった習慣を身につけるためには、まず最初の一歩(ステップ)を赤ちゃんの歩幅くらい小さくする(ベビー)ことが大事だよって趣旨でした。

最初読んだときは「そんなもんなんだ〜」としか感じなかったのを覚えていますが、習慣化をテーマに類書を読み漁り、実際に運動やブログ執筆の習慣を身につけるようになると、このベビーステップって考え方は超重要であることを知ります。

もちろん習慣化だけに通じる話ではなくって、勉強や仕事に取りかかるシーンや、気の進まない家事をやらなきゃいけない場面など、日常生活のあらゆる面で役立つ原則なのであります。

2.腕立て伏せ「1回」からスタートする

たとえば、筋トレの習慣を身につけたいと考えたとします。その場合多くの人は「1日腕立て30回!腹筋30回!スクワットも30回やるぞ!」みたいな目標を立ててしまいがちです。目標を立てるときには苦痛がともなわないので、できるだけ気分が気持ちよくなれるような目標を掲げてしまうんですよね。

しかし、大体においてそんな目標は失敗に終わります。筋トレの習慣がまったく身についていない人が1日30回なんて大きな目標を掲げてしまえば、3日坊主になることは当たり前のこと。

そこで「ベビーステップ」の原則の出番です。筋トレの習慣を身につけるために、まず赤ちゃんの歩幅のような最小単位からスタートするべきなのです。具体的には「1日腕立て1回」がスタートライン

「え、そんなの意味なくね?」と思ってしまうものですが、30回という目標を掲げて0回という失敗に終わるよりも、1回という目標で1回達成するほうが何倍もマシ。1回が少なすぎると感じるなら、3回・5回・10回とその場で増やしていけばいいのです。

3.まず1歩踏み出すことの効果はバツグン

同じような話は、たとえば仕事に取りかかるシーンにも当てはまります。「この報告書を完成させるぞ」という目標を掲げると、どうしても作業量が莫大に思えてしまい、なかなか手を付けられなくなってしまいます。

一方で「まずはファイル名を設定しよう」「報告書のタイトルだけ書こう」という目標を据えれば、最初の一歩を踏み出すハードルが格段に低くなります。ファイル名であれタイトルであれば、いったん作業に取りかかってしまえば、自然とモチベーションが続くもの。

私も2万字の原稿を書くお仕事で、「まず1章だけ」「とりあえずファイルを保存するだけ」とベビーステップ化して取り組むことで、〆切より何日も前に納品することができた経験があります。

同じように、ブログを書く際には「タイトルを考えるだけ」、日記を書く場合には「まずは3行だけ」、家事をやるときには「とりあえずコップ1個だけ」とベビーステップ化することによって、私は日常生活でのストレスを大幅に減らすことができました

簡単にできて効果バツグンのライフハックですので、ぜひお試しください。

まとめ

以上、やる気がなくても必ず作業がはかどる「ベビーステップ」の原則について書いてきました。似たような話は当ブログで何度か投稿してきたように思うんですが、この考え方は何度も見直し、発信していきたいものですんで、これからも紹介していくと思います。

詳しく知りたい方は、上の『「続ける」習慣 』をどうぞ。